記事公開日:2026/11/05
※ 画面は開発中のイメージです。実際の画面とは異なる場合があります。
平素よりSmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
現在β版として提供しているブリッジバインダは、2027年春に「マスターバインダ」として正式リリースを予定しています。正式版リリースに向けて、機能強化を進めています。
大量のマスターデータをより安定して運用できるよう、マスターデータを長期間運用しやすくするための改善や、外部システムとの連携をより行いやすくするための改善を予定しています。
また、誤ったデータ更新からの復旧や、連携状況を把握しやすくする機能を追加します。
今回の改善に伴い、一部機能の廃止と連携方式の変更を予定しています。
現在ブリッジバインダをご利用のお客さまは、「CSV連携をご利用中のユーザーへのお願い」と「廃止する機能」をご確認ください。
マスターバインダ (旧名:ブリッジバインダ)とは
マスターバインダは、外部システムで管理しているマスターデータをSmartDBに取り込み、参照元バインダから共通して参照するための専用バインダです。
たとえば、ERPで管理しているデータを申請時に参照することで、手入力の負担を軽減し、正確なデータを利用できます。
通常のバインダとは異なり、大量のマスターデータの管理と参照に特化した機能を備えています。
- CSVによるデータの一括登録・更新・削除に対応しており、大量データのメンテナンスを効率化できます。
- CSV定義をもとにフォームを生成できるため、初期設定の手間を削減できます。
- 各レコードを識別する文書キーを設定することで、安定したデータ管理や外部システムとの連携を実現できます。
- 複数の業務バインダから、同じマスターデータを参照できます。
ブリッジバインダ(β版)の詳しい説明はこちらをご覧ください。
どこが変わるの?
これまでのブリッジバインダでは、継続的な運用や外部システムとの連携において、いくつかの課題がありました。
今回の改善では、参照関係の維持や外部連携の安定化、運用管理のしやすさ向上を目的として、さまざまな機能追加・改善を行います。
-
データを洗い替えても、同じマスターデータを参照できるように
マスターデータの洗い替えで削除した文書を復活させた場合も、バインダ参照部品から同じマスターデータを参照し続けられるようになります。
-
CSV連携に使う「外部連携キー」を設定できるように
これまでは、CSVとマスターバインダの項目を「部品ID」「部品キー」「項目名」で紐づけていました。
新たに導入する「外部連携キー」を利用することで、CSVデータと各項目をより明確に紐づけられるようになります。これにより、CSVを利用したマスターデータ連携をより安定して行えるようになります。 -
既存データを維持したまま、項目を追加・削除できるように
外部システムで項目が追加・廃止された場合も、文書キーと既存データを維持したまま、文書キー以外の項目を追加・削除できるようにします。
これにより、項目変更のたびにバインダを作り直す必要がなくなります。 -
誤ったCSV入力に対応し、連携状況も確認しやすく
CSV入力によるマスターデータのバージョン管理に対応します。
外部連携や手動のCSV入力で誤ったデータを登録した場合も、過去の状態に戻せるようになります。
また、一括処理結果画面を改善し、自動連携の実行日時や完了ステータスなどをSmartDB上で把握しやすくなる改善を予定しています。
CSV連携をご利用中のユーザーへのお願い
現在、「部品ID」「部品キー」「項目名」を使ってCSV連携しているお客さまは、連携に使っている項目に外部連携キーを設定してください。 外部連携キーは、設定・変更が出来ます。
従来の連携方式は2027年2月25日に廃止する予定です。2月24日までは従来の連携方式も利用できますが、廃止後は外部連携キーによる連携のみがサポート対象となります。
廃止する機能
来年以降に予定している検索機能や一覧機能の改善に向けて、一部機能を廃止します。
現在ご利用中の設定に該当するものがないか、ご確認ください。
通常のバインダ、通常のバインダを参照しているバインダ参照部品には影響がありません。
- フィルタ定義の対象項目「ブックマーク」
- フィルタ定義の対象項目「参照元文書」
- フィルタ定義の対象項目「文書更新者」
- フィルタ定義の対象項目「 文書登録者」
- フィルタ定義の対象項目「 ログインユーザー」
- バインダ参照部品でマスターバインダを参照する際の、「参照済み文書も含めすべて表示」の無効にする選択肢
廃止後の動作について
- 廃止対象の項目を利用したフィルタ条件は、適用されなくなります。
- マスターバインダを参照するバインダ参照部品では、「参照済み文書も含めてすべて表示」が常に有効になります。
リリース予定日
それぞれの環境において、下記の日程での適用を予定しています。
※ 弊社都合により、予定や仕様を変更することがありますのでご了承ください。
第1弾リリース
- FS/KK/KP環境:2026/11/19(木)
- MS環境:2026/12/16(水)
対象機能
第2弾リリース
- FS/KK/KP環境:2026/11/26(木)
- MS環境:2026/12/16(水)
対象機能
第3弾リリース
- FS/KK/KP環境:2026/12/22(火)
- MS環境:2027/01/20(水)
対象機能
今後の改善予定
大量のマスターデータから必要な情報を見つけやすくするため、参照元文書の値を使った絞り込みや、マスターバインダ向けの参照画面の強化を予定しています。選択したマスターデータの詳細を参照元バインダ上で確認できるようにし、申請者や承認者が画面を移動せずに内容を把握できることも目指します。
さらに、マスターバインダの検索機能や、数十万件以上のデータを想定した一覧表示・検索の性能向上に取り組みます。CSV入力による差分削除も予定しています。
申請者・承認者・業務デザイナーの皆さまが、マスターデータをより安心して使えるよう、来年以降も改善を続けていきます。