バインダ参照機能と連携定義を活用して実現することができます。稟議申請や商品管理業務など、転記作業が発生する業務で活用が可能です。
今回は、案件管理と営業レポートを例に設定方法を紹介します。
設定イメージ
設定の流れ
❶案件管理(参照先)にバインダキーの設定
❷営業レポート(参照元)で連携定義を設定
❸営業レポート(参照元)にバインダ参照の設定
❹案件管理から引き継ぎたい情報について、営業レポートに評価式を設定
※❹は必要に応じて設定してください
設定方法
❶案件管理にバインダキーを設定する
1.連携定義を設定する際、参照元のバインダキーが必要なためバインダ概要から任意のキーを設定
❷営業レポートで連携定義を設定
1.連携定義名に任意の名前を設定
2.連携先バインダに案件管理(参照先バインダ)を指定
3.遷移先画面は「文書一覧画面」にチェック
遷移先ビューは、営業レポート(参照元)で文書選択時に閲覧したいビューを選択
4.選択画面の検索条件としたい部品を参照先・参照元それぞれマッピング
例:連携先バインダ部品(案件管理)は担当営業・自バインダ部品は登録者を設定
一致する文書が選択できるようになる
※マッピングできる部品は決まっているため、こちらから確認して設定してください
❸営業レポート(参照元)にバインダ参照の設定
1.登録者が案件を選択するためのバインダ参照部品を作成
2.参照先バインダに案件管理バインダを選択
3.連携定義を使用するにチェックし、❷で設定した連携定義を選択
※フォームに表示されるボタン名は、ボタンタイトルから変更可能
❹案件管理から引き継ぎたい情報について、営業レポートに評価式を設定
1.案件管理から引き継ぎたい部品を選択
2.評価式を利用するにチェック
3.❸で設定したバインダ参照部品のデータから引き継ぎたい部品を評価式に追加