SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2021年3月26日よりご利用できるSmartDBのリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
業務プロセス開始に関する仕様改善
これまでは、文書を登録した後「業務開始」操作を行う必要があり、操作のし忘れによって業務開始が漏れてしまう場合や、操作に煩雑さを感じさせてしまう場合などがありました。
そこで、文書登録後の自動開始や「業務開始」の文言変更などをバインダごとに設定できるように対応しました。
注意事項
- 下書き機能が有効な場合に「登録と同時に業務開始」ができます。
- 複数の業務プロセスが定義されたバインダでは「登録と同時に業務開始」は利用できません。
- 「登録と同時に業務開始」を許可する場合、開始確認画面は常に非表示となります。
制限事項
下記については現在対応していません。今後の対応を計画します。
- 多言語利用でない場合も操作ボタン名の多言語設定が表示される
- 操作ボタン名のモバイル対応
- 業務プロセス定義で期限に指定した日付部品に過去の日付が入っていても業務開始できてしまう
ファイルアップロード時のウィルス判定の仕様変更
ファイルアップロード時にJavaScript付きのPDFファイルはウィルスありと判定されてアップロードすることができませんでしたが、この条件を緩和して該当ファイルはアップロードできるように対応しました。
【β版】文書改訂機能
文書改訂機能をβ版としてリリースします。
文書管理を用途としてバインダを利用する場合に、文書の登録、更新に承認ステップを利用できるようになり、文書の改訂中は公開済みの文書には影響を与えず、承認が完了したら差し替えられます。
この機能を利用することで、規定類や手順書、ISO文書管理など、編集中も現在の文書を公開し続けたい場合などに複雑な権限制御を行うことなく、安全に更新を行うことが可能となります。
文書改訂機能はバインダ属性の設定により利用を開始できます。
設定を有効にすると、公開中の文書は直接編集できなくなり、改訂文書を作成して改訂文書上で編集を行うこととなります。
改訂文書での編集が終わってから「公開」操作を行うことで、公開中の文書を改訂文書の内容で上書きします。この際、更新履歴は最終的に反映した内容でのみ作成されます。
利用方法については「利用者ガイド」「バインダ作成ガイド」もご確認ください。
注意事項
本機能はβ版としてリリースしますが、β版利用ユーザによる制限がかかるのは設定部分のみであり、文書改訂機能が設定されたバインダ内であれば、β版利用ユーザ以外でも文書改訂機能を利用可能です。
不具合修正
下記の問題が修正され、解消しています。
- 通知メール関連の差出人が固定にも関わらず、設定可能になっていたのを設定不可となるよう改善
- セキュリティ設定画面の「認証アプリ」タブを二要素認証が有効な場合のみ表示するように改善
ドキュメント更新情報
リリースに伴い、下記のガイドを更新しました。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映はリリース日から最大1週間程度で反映しています。
次回のリリース
次回のリリースは 2021年4月2日 です。
編集可能な文書一覧をβ版としてリリース予定です。