SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2021年12月17日よりご利用できるSmartDBのリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
【仕様変更】プロセスの担当者通知改善
業務プロセスにおいて、SmartDBからの担当者通知について複数の改善を行いました。
通知テンプレートで利用可能な記述式の追加
新たに下記の記述式を追加しました。
- 直前アクティビティのコメント:$previousComments
- アクティビティに関連するバインダの文書一覧URL:${url.binderUrl}
- プロセス定義の定義更新権に設定されたアカウント:${process.processUpdater}
担当者不在通知の改善
担当者が存在しない場合の通知メールの宛先は「全体プロセス管理者」と「進行管理者」でしたが、「進行管理者」だけとしました。同時に通知メールの文面も改善しています。
その他の改善
- CSV入出力などのバックグラウンド処理のタイムアウトを60分から120分に変更
※タイムアウトの時間については継続的な調整を検討しています。 - α版・β版機能の改善
不具合修正
- 文書一覧からのCSV出力時の「ファイルと画像を含む」場合に、合計サイズがバインダ全体で計算されてしまう不具合を修正
- 「 配下のキャビネット・バインダに公開先を継承する」の場合に全文検索が正しくヒットしない場合がある不具合を修正
- 文字列入力部品で評価式とバインダ参照を組み合わせて使っているパターンでバインダ参照が正しく動作しない場合がある不具合を修正
- フィルタ定義が大量にあるバインダでの再計算性能を改善
※本対応により、「一括編集」や「ジョブ定義の文書更新」、「イベントハンドラでの文書更新」などの性能も改善される見込みです。 - CSV入力でリスト型部品のみだとインポートできない不具合を修正
- 日付部品の「指定以降」フィルタが適用された文書一覧から正しくCSV出力できない不具合を修正
- 帳票出力時にリスト型部品内のバインダ参照ボタンが対象になっているとエラーになる場合がある不具合を修正
- ブランチ部品から一括登録を行った場合など表示されるダイアログの位置を改善
- ブランチ部品内で検索やソートを維持できない不具合を修正
- カスタム文書タイトルの評価式が不正でも文書登録時に警告が表示されないように修正
- 文書タイトルの検索で警告メッセージが正しく表示されない不具合を修正
- プロセスで関連文書格納先を利用した際に担当者設定画面が正しく表示されない不具合を修正
- サブフォームを利用したバインダで文書一覧に文書が表示されない場合がある不具合を修正
- バインダトークンでバックグラウンド処理のAPI処理を実行できない不具合を修正
- トップ画面のローディング表示が出なくなっていた不具合を修正
- 【システム管理】組織階層表示において組織ロールが正しく表示されない場合がある不具合を修正
※この修正に伴い、組織ロールが未設定の場合もラベルのみが表示されるようになります。 - 【β版】新フォーム定義の複数の不具合を修正
その他内部的な対応(クリックで開きます)
画面上の影響ありませんが、今後の機能リリース対応や内部的な改善について記載します。
- 文書に大量の画像やPDFファイルを開いて表示する場合の制限時間を緩和
- ライセンス情報などの更新処理を改善
- 監視の強化に向けた対応
- 耐障害性の強化
ドキュメント更新情報
リリースに伴い、下記のガイドを更新しました。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映はリリース日から最大1週間程度で反映しています。
次回のリリース
次回のリリースは 2022年1月7日 です。
複数の機能改善を予定しています。