ユーザ向け機能
CSVファイルを利用した外部連携に対応
ジョブ定義のタイプに「外部連携(CSV入力)」を追加しました。
これを利用することで、Microsoft OneDriveに配置したCSVファイルを自動的に取り込んで、文書の登録・更新・削除が実施できます。
利用方法は「バインダ作成ガイド(> バインダの設定> ジョブ定義)」もご確認ください。
帳票定義におけるのExcel関数の仕様変更
「【仕様変更】帳票定義のExcel関数の取り扱いについて」での予告通り、帳票定義を出力する際にサーバ側で関数の計算を行わないように修正しました。
この対応により、Excelファイルの出力にかかる時間が大幅に改善されることが見込まれますが、代わりにクライアント端末でファイルを開く際に時間がかかる場合があります。
しかしながら、クライアント端末でファイルを再計算を行うように定義しておりますので、手動で再計算をしていただく必要はございません。
※この部分は予告と内容が異なっております。予告の時点でご心配をお掛けして申し訳ございません。
なお、将来的には拡張子が「xlsx」のファイルのみを利用できるような制限を計画しております。ご利用時には「xlsx」のご利用にご協力をお願いいたします。
アクティビティ実施時の実施立場に関する仕様変更
実施立場の候補について
アクティビティを実施する際に担当グループに「複数の組織」や、「複数の組織に所属するユーザ」が指定されている場合、それらが実施立場の候補として表示されるようになりました。
上長・上長代行の取得について
アクティビティ担当者において「直前アクティビティ実施部署」を追加し、この「上長・上長代行」を利用することで、実施立場で選択した組織を基準に上長・上長代行を取得できるようになりました。
モバイルにおける実施履歴の表示について
モバイルの実施履歴においてもユーザの所属組織ではなく、実施立場を表示するように変更しました。
「ブックマーク」フィルタの追加
フィルタ定義において、「ブックマーク」を利用したフィルタが作成できるようになりました。これを利用することでユーザ自身がブックマークを行った文書だけを表示する一覧が作成可能となりました。
また、この機能の対応に伴って「あとで見る」の名称を「ブックマーク」に変更しております。
その他
- ログイン画面などに表示されるロゴを変更しました。
システム管理者向け機能
ユーザ・グループをインクリメンタルサーチで表示する際に識別情報の設定に対応
ユーザ・グループをインクリメンタルサーチで検索する際に、それぞれに識別情報として名前以外の情報を表示する設定を追加しました。
設定を行うと、検索時に下記のように識別情報が追加で表示されます。これによって、同姓同名などのユーザが判別しやすくなります。
制限事項
バージョンアップ直後の状態だと、バインダなどユーザが操作する画面ではグループの識別情報は表示されません。
システム管理画面での設定後から表示されるようになります。
その他
- アカウントマスタ連携のCSV連携中の「ファイル削除」ボタンを削除
- メンテナンスのパスワード初期化機能において、コラボレーターが対象外であることを明示
- 軽微なデザイン改善
API
RestAPIのAccountに識別情報を追加
ユーザ・グループの識別情報の対応に伴って、Account の戻り値にrecognizeInfoを追加しました。
不具合修正
ユーザ向け
- モバイル:リッチコメント利用時の不具合情報を修正
- 選択肢制御とレイアウトブロック表示制御を組み合わせた際にレイアウトブロック表示制御が正しく動作しない場合がある不具合を修正
- 特定の環境において、管理者のおすすめが登録できない不具合を修正
- ログイン時に稀に極端な遅延が発生する場合がある不具合を修正
システム管理者向け
- ユーザ更新エラーが発生した後にアカウントマスタのロックが解除できない場合がある不具合を修正
- ログアウト時にlocalStorageに不要な値が残る場合がある不具合を修正