部長承認の際、部長が不在で承認できない場合はスキップし、最終承認を通過した後にもう一度部長承認できる機会を設けたい。
このようは場合は代行者を設定するのが基本ですが、諸事情により承認者を変えたくない、といった場合に有効な方法です。
設定の流れ
ワークフローの基本はこちらから
後追い承認者を表示する場所を作る
フォーム上に誰が後追い承認者なのかが分かるような表示欄を作ります。
- レイアウトブロックを追加
- 後追い承認者用のアカウント選択部品を設置
※基本設定は下記を必須としてください。
部品ID・部品キー:Follow
項目名:後追い承認
初期値:初期値なし
選択形式
└:選択ボタン/オフ
└:アカウント検索ボックス/オフ
表示形式
└:削除ボタン/オフ
次の承認者へスキップ
指定された滞留時間を超えたら、スキップされるようにする
- 自動実行の時に処理したいボタンを新しく作る
- 自動実行条件を設定する
自動実行条件の「滞留時間を超える場合」にチェック。滞留時間(単位は営業日)を数字で記載する。 - 自動実行の時に処理したいボタンを選ぶ
自動実行でスキップするボタン名を「自動実行」列でチェック。
スキップした承認者の後追い承認
部長承認で自動実行された場合のみ、後追い承認が実施されるように設定する
- 「後追い承認ボタンクリック時」のところにイベントハンドラを設定
部長を後追い承認者に指定するように設定する。
<イベントハンドラ>
<アカウント追加 document= "doc01" item-id= "Follow"> <文書部品 document="doc01" item-id="部長の部品キー、または部品ID"/> </アカウント追加>
</イベントハンドラ> - 「承認ボタンクリック時」のところにもイベントハンドラを設定
最終承認時などで差し戻された時に部長を後追い承認者から外すように設定する。
<イベントハンドラ>
<アカウント削除 document= "doc01" item-id= "Follow"> <担当者/> </アカウント削除>
</イベントハンドラ> - 後追い承認のアクティビティを作成する
後追い承認を実施したい場所に汎用アクティビティを追加し、担当者や実施ボタンの設定を行う。 - スキップの設定
「担当者・代行者共に空白の場合」にチェックを入れる。