SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2021年9月10日よりご利用できるSmartDBのリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
プロセス開始時に起案部署の指定に対応
プロセスを開始する際に、起案部署を選択できるようになりました。起案部署は、業務開始を行ったユーザが所属する組織から任意の組織を選択することが可能です。
業務プロセス定義において、アクティビティの担当者の指定に起案部署を基準として組織ロールや上長を指定できるようにも対応しており、起案部署に沿ったワークフローをプロセス定義のみで実現することが可能となります。
これまでも、上記のフロー自体はバインダの機能を利用することで実現可能でしたが、バインダで組織ロールを取得するための部品を用意して、その部品をアクティビティ担当者に設定するなどが必要でした。そのため、設定が複雑になりワークフロー作成時のハードルの高くする要因のひとつになっていました。
今回の修正により、業務プロセスをよりシンプルに定義できるようになり、より簡単かつスピーディに業務を実現していただけることを期待しています。
その他の改善
- 文書一覧表示の性能改善
- α版機能の追加対応
- 【システム管理】アカウントマスタ連携の付加情報連携においてnew_namespace , new_id のいずか一方が空欄の場合、変更前の情報で補完するように改善
不具合修正
- リスト型で行挿入を行うと、バインダ参照の検索ができなくなる不具合を修正
- IPアドレス制限を行なっている環境において、SAML認証に失敗する不具合を修正
- Androidで文書詳細画面を開いた際に「処理が完了しました」と表示される不具合を修正
その他内部的な対応(クリックで開きます)
画面上の影響ありませんが、今後の機能リリース対応や内部的な改善について記載します。
- サービスの起動処理を改善
- ライブラリのバージョンアップ対応
- アクセス元のIPアドレスを画面に返す仕組みを追加
- ワークスタイル別のユーザ数取得の仕組みを追加
- アカウント関連のトランザクション処理を共通化
- 一部ログローテートのハンドリングを改善
- 脆弱性対応
ドキュメント更新情報
リリースに伴い、下記のガイドを更新しました。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映はリリース日から最大1週間程度で反映しています。
次回のリリース
次回のリリースは 2021年9月17日 です。
複数の機能改善を予定しています。
また、10月にアカウントマスタ管理の仕様変更を予定しています。アカウントの付加情報に予約語を追加もご確認をお願いいたします。