SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2022年8月19日よりご利用できるSmartDBのリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
私のお気に入りの並び替えに対応
【仕様変更】「管理者からのおすすめ」「私のお気に入り」の改善で予告していたうち、対応が残っていた「私のお気に入り」にも対応し、「私のお気に入り」に追加したバインダを任意の順番に並び替えられるようになりました。
また、本対応に伴ってバインダを追加した場合の追加位置を最後尾に変更しました。
なお、“「ピンで留める」は引き続き利用可能” と予告していましたが、並び替えと併用した場合のわかりやすさを優先して、「ピンで留める」は廃止して並び替えのみ利用可能とします。
※利用していた場合の順番は維持します。
CSVを利用したキャビネット・バインダの一括メンテナンス機能を正式版リリース
キャビネットとバインダの階層や管理者などの情報をCSVで一括更新できる機能を正式リリースします。
本機能はバインダ・プロセス管理画面のバインダ管理メニューのメンテナンスから利用できます。
詳細はバインダ作成ガイドをご参照ください。
文書リンク部品にバインダ参照時に参照済み文書を非表示とする設定の追加
文書リンク部品に「参照済み文書を非表示にする」設定を追加しました。
これはバインダ参照部品で対応済みの「参照済み文書を非表示にする」の設定と同様の機能です。
本リリース時点では新フォーム定義では該当設定は変更できません。追って対応予定です。
開始済み一覧から終了済みプロセスを選択して文書を開いた場合の動作を改善
開始済み一覧から終了済みプロセスを選択した際に、該当プロセスに複数の文書が関連していた場合、内部で管理しているIDが最も大きい文書が開かれていましたが、これはユーザから見ると規則性がわからず不具合のように見えてしまう動作でした。
そのため、仕様を整理して下記のような文書が開かれるように対応しました。
- 開始バインダが定義されている場合:開始バインダで作成された文書
- 開始バインダが定義されていない場合:メイン文書※ に定義された文書
※今回の対応のため、開始バインダが定義されていないプロセス定義では「メイン文書」が定義できるようになりました。メイン文書はデフォルトで"doc01"です。
もし、指定したメイン文書が存在しない場合は従来の動作となります。
その他の対応
- プロジェクトの所属情報の初期値を「所属ユーザ」から「所属ユーザ(グループ展開)」に変更
- 複数レコードのAPI連携(外部API連携ボタン)を実行した際に表示されるのダイアログのサイズを自動調整するように改善
- 新フォーム定義で未対応だった下記の設定に対応
- ブランチビュー部品:一括登録テンプレートの設定
- リスト型部品:リスト型部品全体の再利用設定
- 新フォーム定義における「テキスト(1行)設定」のデザイン改善
- トップ画面にあるブックマークのチップメッセージを改善
- 文書物理削除ジョブの性能改善
- バインダ横断検索画面の改善をα版としてリリース
- α版機能に対する複数の改善
不具合修正
- 「branch('sum',...」などのブランチ評価式において、「バインダ参照の付け替えや解除」によってブランチ文書が減った場合にブランチ評価式が再計算されない不具合を修正
- リスト型部品に大量行をCSV入力した場合に一部が取り込めない場合がある不具合を修正
- プロセスの担当者として一時的に文書の閲覧権限を与えられた場合にコメントが表示できない不具合を修正
- 開始済み一覧から遷移した場合に「取戻し」ができない不具合を修正
- 文書リンクの文書選択画面で古い画面が開いてしまう不具合を修正
- ブランチ部品で無駄な更新処理が発生する場合がある不具合を修正
※無駄な処理により時間がかかっていたとは考えられますが、計算結果自体は正しいです。 - 監査ログ上で「restApiGetMenu」が常にNGとなる不具合を修正
- 管理者からのおすすめにバインダを追加する際に表示される「選択済み一覧」の並び方が実際の並び方と一致しない不具合を修正
- モバイルで開始済み一覧が開けない不具合を修正
- グループの所属情報画面で所属組織がかな表記になっていた不具合を修正
その他内部的な対応(クリックで開きます)
画面上の影響はありませんが、今後の機能リリース対応や内部的な改善について記載します。
- サポートコンテンツ向けの対応
- セキュリティの強化
- ライブラリの更新
ドキュメント更新情報
下記のガイドを更新します。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映は、リリース日から最大1週間程度です。
- バインダ作成ガイド
- プロセス作成ガイド
次回のリリース
次回のリリースは 2022年8月26日 です。
複数の機能改善を予定しています。