SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2022年12月9日よりご利用できるSmartDBのリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
β版機能「編集衝突の回避」を正式リリース
β版として公開していた「編集衝突の回避」の機能を正式にリリースします。
ユーザが文書の編集画面を開いてから保存するまでに、複数のユーザによる同時操作や編集中に評価式によって再計算が実施など、文書に変更があった場合に排他制御のため更新できませんでした。
「編集衝突の回避」を利用することで、同じ部品が編集されていなければそのまま保存できるようになりました。
なお、β版ではバインダ属性で有効化する設定が必要でしたが、正式リリースでは常に有効となります。
そのためバインダ属性の設定もなくなります。
【仕様変更】テキスト(1行)に長い文字列が入力されても列幅通り改行するように改善
テキスト(1行)で連続した半角英数字が入力されている場合、列幅指定を超えて広がってレイアウトが崩れる場合がありました。
これを列幅指定内で改行するように改善しました。
【仕様変更】フォーム定義からモバイルプレビューのボタンを削除
モバイルプレビューの画面は過去バージョンでのモバイル画面が表示されていたため、該当のボタンを削除してモバイルプレビューを非表示としました。
※将来的に正しいモバイル画面のプレビューを表示できるよう検討しています。
【仕様変更】上長取得評価式でログイン不能ユーザを除外
上長、上長代行を評価式で取得する際に、これまではユーザ種別に関係なく取得していましたが、ログイン不能ユーザは除外して一般ユーザのみを取得するように仕様変更しました。
これは、上長や上長代行はプロセスの担当者に設定される際に、ログイン不能ユーザをセットしても担当者が存在しているように見えてしまうためです。
不具合修正
- 帳票出力に時間がかかる場合に無限にリトライ処理が行われてしまう場合がある不具合を修正
※この修正により、10分間で強制終了するように仕様も変更しています。 - 下書きや改訂文書にもブックマークが表示されてしまう不具合を修正
- 文書登録後にリスト型部品にファイルフォルダが追加された場合、該当文書の編集画面が正しく開けない場合がある不具合を修正
- バインダ情報にバインダ管理者が表示されない不具合を修正
- 【新フォーム定義】テキスト(1行)の入力可能文字が全角のみの場合、初期値が設定できない不具合を修正
- 【モバイル】業務再利用時にレイアウトブロックの動的制御が効かない不具合を修正
その他内部的な対応(クリックで開きます)
画面上の影響はありませんが、今後の機能リリース対応や内部的な改善について記載します。
- Ver.3.6.0より前のバージョンから利用している場合のリスト型でファイル利用時に発生する問題の対応
- ライブラリ更新
- セキュリティ対応
ドキュメント更新情報
下記のガイドを更新します。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映は、リリース日から最大1週間程度です。
- バインダ作成ガイド
次回のリリース
次回のリリースは 2022年12月16日 です。
複数の不具合対応などを予定しています。
また、【仕様変更】Teams連携の一部機能の廃止についてで予告していたプロセス定義画面のアクティビティ定義の設定項目を非表示にする対応を実施します。