SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2022年7月22日よりご利用できるSmartDBのリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
【仕様変更】「管理者からのおすすめ」「私のお気に入り」の改善
事前に予告していた【仕様変更】「管理者からのおすすめ」「私のお気に入り」の改善の対応を行いました。
また、今回の修正で「管理者からのおすすめ」が確定するタイミングが操作ごとの確定から「適用」ボタンをクリックしたタイミングに変更しました。
これによって同時に編集を実施した場合に編集結果が上書きされる場合があるのでご注意ください。
なお、予告では「管理者からのおすすめ」「私のお気に入り」のどちらも並び替えをできるように予告しておりましたが今週リリース時点では「管理者からのおすすめ」のみ対応しています。
「私のお気に入り」の並び替えについては次週以降に引き続き対応します。
バインダ参照で関連文書格納先の文書をプロセス内/プロセス外として選択できるように対応
業務プロセス定義でバインダ参照部品があるバインダを開始バインダにした場合、関連文書格納先として選択できますが、これをプロセス内文書/プロセス外文書として区別できるようになりました。
いずれの文書でもイベントハンドラでは同じように利用可能です。
プロセス内文書:該当文書の実施履歴が更新される。
プロセス外文書:該当文書の実施履歴は更新されない。
※アクティビティの文書情報格納先に指定することは可能だが、この場合でも文書の実施履歴には記録されない。
なお、新規に関連文書格納先を追加した場合の初期値はプロセス外文書(チェックが外れた状態)ですが、既存の設定はプロセス内文書の状態が維持されます。
バインダ参照で参照されているかどうかのフィルタ定義に対応
バインダ参照で参照されているバインダにおいて、参照される/されない状態をフィルタ定義として定義できるようになりました。
なお、このフィルタを使うには本機能がリリースされて以降にバインダ参照の部品を設置しているバインダのフォーム定義を保存する必要があります。
参照関係で意図した参照元バインダが表示されない場合は、バインダ参照を持つバインダのフォーム定義を保存し直してください。
バインダのゴミ箱一覧にバインダ名での検索機能を追加
バインダのゴミ箱一覧にバインダ名での検索機能を追加しました。
バインダの名前および名前(かな)を対象にゴミ箱内を検索することができるようになります。
バインダ全体管理者はすべての定期処理定義を操作できるように改善
定期処理定義は設定されたジョブが所属するバインダのバインダ管理者しか操作できませんでしたが、バインダ全体管理者でも編集・削除などの操作ができるように改善しました。
【システム管理】稼働率の表示を切り捨てに変更
これまで、システム管理画面に表示される稼働率は表示する際に小数点第3位を四捨五入していましたが、切り捨てにして表示するように変更しました。
※表示時の処理を変更しているため過去の稼働率も見え方が変わる場合がありますが、実際に管理している稼働率が変更されるわけではありません。
これは、99.999%〜99.995%の表示が四捨五入によって100%と表示されてしまうため、これを99.99%と表示するためにこのような対応を行います。
その他の対応
- バインダ・プロセス管理メニューの並び方を変更し、メンテナンスを最下行に統一
- 通知定義のサマリ通知がメールのみに対応していることがわかるようメッセージを追加
- 【新フォーム定義】文書リンクの連携定義に対応
- 【RestAPI】バインダ一覧取得のAPI(GET /hibiki/rest/2/binders/)で名前(かな含む)によるソートに対応
不具合修正
- プロセスの履歴を「戻す」とリスト型部品内のテキスト系の部品(文字列入力、文章エリア、リッチテキスト)の値が消える場合がある不具合を修正
- 文書更新時、表示制御をしているレイアウトブロックの部品に外部API連携の値がセットできない不具合を修正
- バインダ属性など一部の画面で背景に不要なグレーが表示される不具合を修正
- ゴミ箱のバインダに対して親キャビネット管理者にグループで所属している場合に権限を持てない不具合を修正
- 【新フォーム定義】文字ラベル部品で説明文を「中央に表示」に設定しても、実際の登録などの画面で表示されない不具合を修正
※新フォーム定義画面では配置に関わらず文字ラベルの説明文は表示されません。 - 【新フォーム定義】バインダ参照などでバインダを検索した際の結果がID順になっていたため名前(かな)順に修正
- 【新フォーム定義】バインダ参照などでバインダを検索した際、検索結果が最大でも10件になってしまう不具合を修正
その他内部的な対応(クリックで開きます)
画面上の影響はありませんが、今後の機能リリース対応や内部的な改善について記載します。
- 調査用ログの追加
- 他環境から移行されたプラグイン付きのバインダが開けない問題に対応
- ライブラリの更新
ドキュメント更新情報
下記のガイドを更新しました。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映は、リリース日から最大1週間程度です。
- バインダ作成ガイド
- プロセス作成ガイド
- アカウントマスタ連携ガイド
- オプション利用ガイド
- RestDoc
次回のリリース
次回のリリースは 2022年7月29日 です。
複数の機能改善を予定しています。