SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2022年6月24日よりご利用できるSmartDBのリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
文書リンク部品も連携定義による検索条件指定に対応
これまでバインダ参照部品で実施できていた連携部品による検索条件指定に文書リンク部品でも対応しました。
この機能は下記の条件を満たした場合にのみ利用可能です。
- 「文書選択タイプ」が「参照先バインダ・ビューから検索」に設定されている。
- 「文書選択ビュー」と「連携定義の遷移先ビュー」が一致している。
なお、今回のリリース時点では旧来のフォーム定義でのみ設定可能です。新フォーム定義での対応は追って実施予定です。
RestAPIでの文書新規登録・文書更新に別文書の登録済みファイルを指定できるよう対応
RestAPIの下記APIにおいてファイル部品および画像部品にファイルを添付する際に、文書参照時に取得できる「 {binderId}:{recordId}:{itemId}:{index}」の形式でも添付できるように対応しました。
これを利用することで、既存の文書に添付されているファイルを別文書に添付する際に、ダウンロードして再アップロードを行う必要がなくなり、サービス上でコピーができるようになりました。
この動作は下記のAPIで利用可能です。
- 文書一括操作:POST /hibiki/rest/2/documents
- 文書新規登録:POST /hibiki/rest/2/binders/{binder}/documents
- 文書更新:PUT /hibiki/rest/2/binders/{binder}/documents/{recordId}
- リスト型部品の行新規登録:POST /hibiki/rest/2/binders/{binder}/documents/{document}/listitems/{block}/rows
- リスト型部品の行更新:PUT /hibiki/rest/2/binders/{binder}/documents/{document}/listitems/{block}/rows/{row}
また、下記のAPIでも「 {binderId}:{recordId}:{itemId}:{index}」の形式でfileidの指定が可能になります。
- 添付ファイル情報取得:GET /hibiki/rest/2/attaches/{fileid}
不具合修正
- 短時間に連続してリスト型部品を編集して文書更新した際にファイルが消えてしまう場合がある不具合を修正
- リスト型部品が複数あるバインダでファイルを含めたCSV出力を実施した際に同じ添付ファイルが出力されてしまう不具合を修正
- バインダをゴミ箱から戻した場合に当日中はバインダ管理者以外が閲覧できない不具合を修正
- バインダ参照先の文書が削除された際に「false」と表示されてしまう不具合を修正
- アカウント選択メニュー(アカウントプルダウン)にCSV入力で値が登録できない不具合を修正
- リリース後にカレンダービューが正しい日付で表示されない場合がある不具合を修正
- 外部API連携でセットする部品が多いほど時間がかかる問題を改善
- 【システム管理】特定のバインダ名でバインダトークンの「バインダを確認」が表示できない不具合に対応するため「バインダを確認」で表示される画面のアイコンを非表示に変更
- 【システム管理】英語の場合にボタンからはみ出してしまう文言の改善
連携オプションの対応
帳票サービス連携
- ログアウト機能の追加
- ブランチ部品に対応
- 更新対象の部品に入力チェックがあるとエラーになる不具合を修正
- 連携する項目にカンマやダブルクオーテーションが含まれているとエラーになる不具合を修正
- 複数ファイルが添付されている文書を連携するとエラーになる不具合を修正
Amazonビジネス連携
- ログアウト機能の追加
- UNSPSCコードの連携に対応
- 連携定義で配送先名称に対応する部品を指定できるに対応
- 更新対象の部品に入力チェックがあるとエラーになる不具合を修正
その他内部的な対応(クリックで開きます)
画面上の影響はありませんが、今後の機能リリース対応や内部的な改善について記載します。
- 障害時の通知など一部管理機能の実行基盤を変更
- ライブラリの更新
- SmartDBの起動・停止処理を改善
- ウィルスチェックの起動時にエラーが発生した場合の処理を改善
ドキュメント更新情報
リリースに伴い、下記のガイドを更新しました。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映は、リリース日から最大1週間程度です。
- バインダ作成ガイド
- RestDoc
次回のリリース
次回のリリースは 2022年7月1日 です。
複数の機能改善を予定しています。