平素はSmartDBをご利用いただきありがとうございます。
今後のリリース予定についてご案内します。今後の計画にお役立てください。
※弊社都合により、予定や仕様を変更することがありますのでご了承ください。
■リリース予定日
- 5月:5/13、5/20、5/27
- 6月:6/3、6/10、6/17、6/24
■5月のリリース内容
ユーザ向け機能
機能追加
機能 | 主な仕様 | 既存データへの影響 /動作変更 |
---|---|---|
ファイルの一括登録(制限あり) | 既存システムからのデータ移行を目的としたファイルを一括登録できるオプションを追加します。 この機能ではSmartDBのストレージへ一括でファイルをアップロードできるようにし、文書との紐付けはCSV入力で実施します。 一定量までは標準機能として利用可能とする予定です。 |
なし |
非公開個人情報と 評価式 |
生年月日や等級など、個人情報で非公開としたい情報を部品の評価式での取得を可能にします。評価式では、ログインユーザの情報のみ取得可能とする制限を入れる予定です。新たな評価式を追加します。 ※既存の個人情報・業務情報では評価式を利用することで他ユーザの情報も確認可能です。他ユーザに見られて問題があるデータは非公開情報をご利用ください。 |
なし |
バインダ参照の機能拡張 |
他バインダの文書を参照する文書選択画面において、他の文書にすでに関連付けられている文書を非表示にできる機能を追加します。 まずはバインダ参照ボタンに対応し、順次対応範囲を広げる予定です。 |
なし |
新フォーム定義:一括行列コピー | レイアウトブロックの行、列単位でコピーできる機能を追加します。 | なし |
バインダ作成時の導線変更 |
新規バインダ作成時にフォーム定義への導線を旧フォーム定義から新フォーム定義に切り替えます。【詳細】 |
なし/あり |
ブランチ部品と自動再計算のチェックの追加 | ブランチ部品、バインダ参照の自動再計算設定について、性能への影響を業務デザイナーにフィードバックする機能を追加します。4月は注意喚起のためのメッセージを表示します。【詳細】 | なし/あり |
評価式計算の画面改善と性能改善 |
評価式が多数定義されている場合に、再計算が完了する前に文書登録できてしまっていた問題を解決します。 また評価式の再計算処理の性能改善を行います。 |
なし/あり |
全文検索の対象とするファイルサイズの変更 | 全文検索対象とするファイルサイズの上限を42MBとし超える場合には画面にメッセージを表示するよう改善します。【詳細】 | なし/あり |
全文検索の性能改善 | バインダ横断の全文検索で行うバインダの権限チェックの性能を改善します。 | なし |
システム管理
機能 | 主な仕様 | 既存データへの影響 /動作変更 |
ログイン履歴のダウンロード | 利活用状況の取得を目的として、ログインしたユーザと所属グループの情報をCSV形式でダウンロード可能にします。 | なし/なし |
SAML設定の改善 | 認証方式がSAMLの場合にnameid-formatを明示的にEmailAddressで設定可能にします。 | なし/なし |
バインダAPI
機能 | 主な仕様 | 既存データへの影響 /動作変更 |
文書一覧RestAPIの性能改善 | 文書一覧を取得するRestAPIの性能を改善します。標準機能のカレンダービューの性能改善にもつながります。 | なし/なし |
一時ファイルの削除 | RestAPIでファイルフォルダ部品にアップロードされた一時ファイルは24時間経過で自動削除します。【詳細】 | なし/あり |
アカウントマスタ
アカウントマスタの仕様変更は運用への影響を鑑み、原則、毎月末のリリースとさせていただきます。
- CSVフォーマットの変更は予定していません。
オプション
機能 | 主な仕様 |
ファイルの一括登録オプション | 既存システムからのデータ移行を目的としたファイルを一括登録できるオプションを追加します。一定量までは標準機能として利用可能とする予定です。 |
送信元IPアドレス固定化オプション | SmartDBのデータを他システムに連携することを想定し、送信元IPアドレスを固定化することを保証するオプションです。 |
スケールアップオプション | サービス基盤およびディスク性能をランクアップするためのオプションです。 利用シナリオに応じてサービス性能をアップすることを可能にします。 |
その他内部的な変更
内部的な変更として下記を予定しています。
- パスワードのセキュリティ強化
- 脆弱性対応:複数の使用ライブラリのアップデート
■来月以降のリリース
長文データと定義ファイルのDB化
SmartDBのデータのうち、文章入力エリアやリッチテキストに入力される長文データ、フォーム定義などバインダ定義に関する定義ファイルは、データベースではなくファイルで保存されています。この形式では整合性の問題からバックアップ取得にシステム停止を伴う必要がある課題がありました。
現在、バックアップ取得頻度の向上や無停止バックアップを目的としてファイルデータをDBに保存できるよう改修を進めています。リリースにはデータ移行が必要となりますが、最低限での停止によるデータ移行を可能とする予定です。詳細決まりましたら別途アナウンス致します。