SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2022年4月22日よりご利用できるSmartDBのリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
RestAPIのCSV入力でリスト型部品にも対応
RestAPIのCSV入力(rest/2/binders/{binder}/documents/complexcsv)でリスト型部品にも対応しました。
画面で「関連ファイルを指定」してアップロードする場合と同様にメインのCSVとリスト型部品のCSVファイルを、共通キーを指定してインポートすることでリスト型部品も含めた文書登録が可能となります。
詳細な利用方法はRestDocをご参照ください。
制限事項
- 新規登録にのみ対応しており、既存文書の編集には未対応です。
- 非同期モードのみ対応しており、同期モードでは実行できません。
外部API連携におけるURLエンコードする関数を追加
外部API連携において、URLに指定された情報でそのままリクエストするため、クエリ文字列にスペースを含んだ場合などに正しくリクエストを送信できない場合がありました。
このような場合には、$url.encodeを利用して記載することでリクエスト時にURLエンコードを行なった文字列を送信できるようになりました。
なお、現状の仕様を把握してすでにURLエンコードした文字列を指定いただいている可能性も考慮して強制的に全てをエンコードするような対応はしていません。
編集衝突の回避機能をβ版リリース
編集衝突の回避機能をβ版としてリリースします。参考:α版・β版について
バインダ属性で「編集衝突の回避」をONにすると、編集衝突の回避機能を利用できます。
機能の詳細については【仕様変更】編集衝突の回避とβ版公開についてをご確認ください。
なお、β版として制御されているのはバインダ属性の設定部分であり、バインダ属性を設定したバインダであればβ版利用ユーザ以外でも編集衝突の機能が有効となります。
【仕様変更】個人情報と業務情報をユーザ情報画面に表示
【仕様変更】個人情報と業務情報をユーザ情報画面に表示するで予告した仕様変更を行います。
ユーザ画面に「拡張情報」タブが追加されて業務情報・個人情報が表示されるようになります。
該当の項目を表示したくない場合はシステム管理画面の機能設定 > システムよりユーザ拡張情報の表示設定をOFFにしてください。(デフォルトON)
※本設定はログイン時にセッションに保存するため、設定変更後にログインしたユーザにのみ反映されます。
その他の修正
- ブランチ文書の一括登録の際に入力チェック時にもプログレスバーを表示するように対応。
不具合修正
- ログインユーザを利用した複数のフィルタ定義を「いずれかに一致する」で利用した際に正しく動作しない不具合を修正
- branch('rows',... の評価式がブランチ文書が存在しない状態でも1になってしまう不具合を修正
- バインダ参照の自動再計算の条件にbranch(... の評価式を利用した部品を指定した場合に自動再計算が正しく動作しない不具合を修正
- 帳票出力において日付部品の値が空の場合にExcelにコードが残ってしまう不具合を修正
- 【新フォーム定義】アカウントプルダウンで選択可能アカウント種別を指定した際の初期値の動作が旧来のフォーム定義と異なっていた不具合を修正
その他内部的な対応(クリックで開きます)
画面上の影響ありませんが、今後の機能リリース対応や内部的な改善について記載します。
- ログイン状況の取得に向けた対応
- ライブラリ更新
- Webhook関連の内部改善
ドキュメント更新情報
リリースに伴い、下記のガイドを更新しました。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映はリリース日から最大1週間程度で反映しています。
次回のリリース
次回のリリースは 2022年4月29日 です。
軽微な不具合修正などを予定しています。