SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2022年3月18日よりご利用できるSmartDBのリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
ブランチ文書一括登録のUI改善
ブランチ部品の一括登録を実施する際のUIを改善しています。詳細は下記の記事をご参照ください。
文字列によるバインダ参照の参照先文書の存在チェック機能を追加
文字列入力ボックスのバインダ参照機能を利用する際に、参照できる文書が存在するかどうかをチェックする設定を追加しました。
設定をオンにすると、文書の登録時に参照可能(存在して かつ 操作ユーザが閲覧可能)な文書が存在しない場合、下記のような警告が表示されて文書を登録できない状態となります。
制限事項
- 現状では画面からの文書登録時にのみ対応しています。
ブランチ文書の一括登録においても対応を予定しています。 - 参照されている文書を操作することで参照関係が解除される場合はあります。
バインダ参照機能において自動再計算の条件を指定可能に
文字列入力ボックスのバインダ参照、およびバインダ参照ボタンについて自動再計算を設定している場合に「自動再計算の条件」の設定を追加しました。
「自動再計算の条件」には参照可能な部品がリストされ、チェックを入れた部品が更新された場合のみ自動再計算が実施されるようになります。
また、「自動再計算の条件」を設定しない場合でもlookupで参照している部品が更新された場合のみ再計算を実施するように動作を改善しています。
今回の修正によって、本質的に関係のない部品が更新されたときに発生する不要な再計算を抑制することが可能となり、結果的に自動再計算のタイムラグを減らすことが可能となります。
一括編集のバックグラウンド化
一括編集機能に関してもバックグラウンド化を行いました。CSV入力などと同じようにバックグラウンドで処理されて一括処理結果画面で確認できるようになります。
その他の修正
- バックグラウンド処理の実行効率を改善
- バインダ横断の検索画面で閲覧可能なデータが少ない場合の権限チェック件数の上限を設定
※これにより検索結果がこれまでより少なくなる場合があります。 - 【新フォーム定義】バインダ参照が連携部品に対応
- 【新フォーム定義】評価式設定時のフィルタ選択に検索機能を追加
- 【新フォーム定義】評価式設定時にフィルタ定義の追加・削除を選択画面への反映タイミングを改善
- 【新フォーム定義】部品設定時のエラー表示改善
不具合修正
- バインダトークンを利用して文書登録を行なった際に文書登録時の通知定義で部品の値が正しく反映されない不具合を修正
- ブランチ部品ありのバインダで業務プロセス連携で「登録と同時に業務開始」した直後に再読込すると文書が二重に登録されてしまう不具合を修正
- CSV入力がエラーになった後に実行された文書削除ジョブがエラーになる不具合を修正
- 文書登録画面などで2重スクロールが表示される不具合を修正
- バインダ横断の文字列検索画面で画面が真っ白になる場合がある不具合を修正
- 【新フォーム定義】部品を選択した状態で行列を追加すると、フォームエディタと属性パネルで選択されている部品がズレてしまう不具合を修正
- 【新フォーム定義】テキスト(1行)のバインダ参照において参照先部品にリスト型部品内の部品も表示されてしまう不具合を修正
その他内部的な対応(クリックで開きます)
画面上の影響ありませんが、今後の機能リリース対応や内部的な改善について記載します。
- アカウントキャッシュの性能改善
- ログイン不能ユーザの記録の追加対応
- フォーム定義の内部的な改善
- 通知定義の内部的な改善
- ログ出力内容の改善
- ライブラリ更新
ドキュメント更新情報
リリースに伴い、下記のガイドを更新しました。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映はリリース日から最大1週間程度で反映しています。
次回のリリース
次回のリリースは 2022年3月25日 です。
非公開情報の管理画面対応を予定しています。