SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2022年1月21日よりご利用できるSmartDBのリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
新フォーム定義を正式版としてリリース
これまでβ版だった新フォーム定義の機能を正式版としてリリースします。そのため、β版ユーザ以外でも新フォーム定義が利用可能となります。※従来のフォーム定義も継続して利用可能です。
新フォーム定義には従来のフォーム定義に比べて下記のような特長があります。
- より直感的な操作感を実現
画面の構成をゼロから再構築して、より直感的な操作が可能となりました。
これによって、学習コストを抑えることができ、より多くのユーザがフォーム定義を実施できるようになると考えています。 - より便利に定義を編集する機能
「部品の検索」や「ドラッグ&ドロップによるレイアウトブロックの並び替え・列幅の調整」など、フォーム定義の操作をより簡便な形で操作できるような機能も提供しています。 - 大幅な性能改善
従来のフォーム定義では部品数と性能に強い相関関係があり、部品数が多いフォーム定義では簡単な編集であっても操作に時間がかかってしまう問題がありました。
新フォーム定義では部品数が増えても性能に影響が出にくい構造として、大幅な性能改善を実現しました。また、ポップアップやリフレッシュもなくし、こういった点でも高速化しています。
ぜひ新しいフォーム定義をご利用ください。
【仕様変更】帳票出力と一括編集のバックグラウンド化と件数制限
帳票出力と一括編集のバックグラウンド化と件数制限 で予告していた仕様変更を行います。
詳細はリンク先の記事をご参照ください。
文書情報格納先を上書きした場合の文書権限を緩和
これまで下記のような操作によって文書情報格納先が上書きされた場合、文書情報先に対応する最新の文書のみが閲覧・操作可能であり、過去の文書は閲覧できない状態となっていましたが、過去の文書も閲覧できるように権限チェックの条件を緩和しました。
- プロセス定義で複数回同じ文書作成ロボットを実行した場合
- 関連文書格納先で指定された文書が更新された場合
なお、これらの文書はプロセスの実行中は編集不可の状態となります。
フィルタ定義削除時のチェックを強化
フィルタ定義の削除時に、既存ではビュー定義など一部だけの利用をチェックしていました。
今回の修正で、文書削除条件などのバインダ内および関連プロセス定義でフィルタ定義が利用可能な設定を一通りチェックするようにチェックを強化しました。
なお、バインダ参照で他バインダのフィルタ定義が指定可能ですが、ここはチェックの対象外です。
バインダコピー時に公開先条件、削除条件はコピーされないことが明示されるよう改善
バインダをコピーする際に公開先条件、削除条件はコピーの対象外ですが、それが画面からはわかりませんでした。画面からでもわかるように表示を改善しました。
その他の改善
- 「Excelを取り込んで作成する」バインダの表示幅などを調整
- 文書一覧からのCSV出力と帳票出力で処理実行すると親画面の文書一覧が一括処理画面に遷移してしまう動作を見直しポップアップ画面で遷移するよう改善
- 一部テンプレートの設定を改善
※いずれの設定も作成済みのバインダには影響せず、今後作成するバインダのみ改善されます。
不具合修正
- モバイルで一部部品が空の場合に文書が登録できない不具合を修正
- 画像が大量の場合などに一部の画像が表示されない場合がある不具合を修正
- バインダの文書削除条件の表示関連の軽微な不具合を修正
- 編集可能なビューでエラーメッセージが適切に表示されない場合がある不具合を修正
- 表示制御されたレイアウトブロックが存在する場合にリスト型部品内のバインダ参照の値がクリアされてしまう場合がある不具合を修正
- リスト型部品内の項目を検索項目に追加しても正しく検索できない不具合を修正
- 文字列入力ボックスのバインダ参照機能の依存関係に対応していなかった不具合を修正
- 文字列入力ボックスのバインダ参照機能において自動再計算が正しく動作しない不具合を修正
- 文字列入力ボックスのバインダ参照機能経由の評価式が文書の再利用時に消えてしまう場合がある不具合を修正
- ブランチ評価式の自動計算時に他の評価式まで計算してしまう不具合を修正
- ブランチ部品内の一覧で検索条件が解除されてしまう場合がある不具合を修正
- ブランチ部品内の特定リンクで開いた場合ボタンが閉じるボタンが一覧ボタンになる不具合を修正
その他内部的な対応(クリックで開きます)
画面上の影響ありませんが、今後の機能リリース対応や内部的な改善について記載します。
- CSV入力APIの公開に向けた改善
- 内部識別子の上限チェックを追加
- 検索用の内部パラメータを調整
- 複数のライブラリ更新
- オンプレ環境向け機能の修正
ドキュメント更新情報
リリースに伴い、下記のガイドを更新しました。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映はリリース日から最大1週間程度で反映しています。
次回のリリース
次回のリリースは 2022年1月28日 です。
複数の機能改善を予定しています。
また、2022年1月28日のリリースにてパスワードポリシーを厳しくし「ログインID(メールアドレス)の全体、もしくは@以前の部分と同一の値」は利用できなくなります。すでに利用しているパスワードには影響ありませんが、今後の変更時から有効となりますのでご注意ください。