イベントハンドラでワークフローを回した回数を部品に代入し、その値を元にワークフローを開始できる条件を設定します。(イベントハンドラについてはこちら)
設定方法
同じ文書に対してワークフローを回す回数を2回までに制限する場合
(同じプロセスを複数回利用することが前提です。)
- ワークフローの終了回数を入力する数値入力ボックス部品を設置(初期値は0に設定)
- フィルタ定義より、「1で作成した部品の値が1以下」という条件を作成
対象項目:1で作成した数値入力ボックス部品
比較方法:次の範囲に含まれる
検索条件:0≦1で作成した数値入力ボックス部品≦1 - プロセス設定画面の開始バインダ定義から、複数回の開始を許可する(方法についてはこちら)
- 同じく開始バインダ定義より、開始条件に2で作成したフィルタを設定
- プロセスの中の最後のアクティビティの「アクティビティ終了時」に下記のイベントハンドラを記述
<イベントハンドラ>
上記のイベントハンドラにより、1回目にワークフローを回すと、終了時に1で作成した部品に「1」が、2回目にワークフローを回すと終了時に1で作成した部品に「2」が代入されます。
<文書部品代入 document="doc01" item-id="1の部品">
<和AB>
<A>
<文書部品 document="doc01" item-id="1の部品"/>
</A>
<B>
<数値 value="1"/>
</B>
</和AB>
</文書部品代入>
</イベントハンドラ>
3回目にワークフローを回そうとしても、4で設定したプロセスの開始条件に当てはまらないため、業務開始ができなくなります。