SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2024年8月8日のSmartDB FS/KK/KP環境向けリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
プロセス定義のアクティビティに「分岐ロボット」を追加
業務プロセスを自動で分岐させる際に利用できる「分岐ロボット」を追加しました。
分岐ロボットを利用することで、イベントハンドラを使わずに条件によって遷移先を変更できます。
- 分岐設定
β版:バインダの区分に「ブリッジバインダ」を追加
外部マスタデータをSmartDBに連携して保持し、他バインダから参照するための参照専用バインダです。
通常のバインダとは異なり下記のような特徴を持ちます。
- CSV入力でのみ文書操作が可能
- 他バインダからのバインダ参照でのみ利用可能
- 画面からの文書操作(登録、更新、削除)できない
- フォーム定義はCSV入力から半自動で作成し変更できない
- 文書を特定するための文書キー設定が必要
- モバイル利用、全文検索などマスタバインダとして利用しない機能は対象外
詳細は下記のバインダ作成ガイドをご参照ください。
新フォーム定義にて複数のUI改善に対応
- セルを「下に結合」したとき、設定された高さで部品を表示するよう改善
- フォーム定義にてセルメニューの表示位置を変更
その他の改善
- 文書改定機能にて、再申請時に最新の担当者情報に刷新する機能を追加
- 通知定義にて、通知方法ごとに表示する設定項目名を変更。
また、通知方法を選択した際の項目の順番を通知方法と同じ順番となるよう変更
不具合修正
- 過去に物理削除に失敗したバインダが2回目以降も削除できない不具合を修正
- 特定条件でサブプロセスを利用中に文書の内容が表示されない不具合を修正
- バインダ参照ボタンの対象部品にリスト型部品が含まれていた不具合を修正
- 祝祭日設定で「日曜日と重なった年は翌月曜日を振替日とする」機能を使用する場合、祝祭日の登録が重複した場合に振替日が二回計算されてしまう不具合を修正
- イベントハンドラのメッセージ送信タグにて、オプションのtargetにメール以外が含まれても設定できてしまう不具合を修正
- ジョブ定義の設定されたバインダにて、バックアップ履歴からバインダ定義を戻した場合、ジョブIDが変わってしまう不具合を修正
- 文書を下書き保存したとき、閲覧権限がないレイアウトブロックの値が初期値に戻る不具合を修正
- BOM付PDFファイルにタイムスタンプを付与しようとすると、アクティビティが異常終了してしまう不具合を修正
※BOM付PDFファイルの場合、タイムスタンプは付与せず警告を表示します - 管理画面の「ユーザへのお知らせ」にて開始日時または終了日時にうるう年の2月29日を設定すると不正な日付と判断される不具合を修正
- 「ワークリスト」「業務を始める」の絞り込み入力欄の文字表示位置を改善
- 特定バージョンのFirefoxでバインダコピーを行うと、バインダ一覧画面が正しく表示されない問題の改善
その他内部的な対応(クリックで開きます)
画面上の影響はありませんが、今後の機能リリース対応や内部的な改善について記載します。
- 今後の機能追加に向けた対応
- ログ改善
- ライブラリの更新
- 開発環境に関連する対応
ドキュメント更新情報
下記のガイドを更新します。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映は、リリース日から最大1週間程度です。
- バインダ作成ガイド
- プロセス作成ガイド
- RestDoc V3
次回のリリース
次回FS/KK/KPリリースは 2024年8月15日 です。
軽微な不具合修正などを予定しています。