機能追加
バインダ
-
ゴミ箱にあるバインダの即時削除機能を追加
ゴミ箱にあるバインダは「削除から365日経過後」に自動的に削除されますが、それを待たずに手動で即時削除できる機能を追加しました。
※バインダは完全に削除され、元に戻すことはできないのでご注意ください。
-
部品単位の「表示専用」設定を追加
チェックボックスにチェックを入れると表示専用項目として指定され、画面からの値の入力ができなくなります。
・外部API連携やCSV入力、RestAPIによる値の登録は可能です。
・入力部品(テキスト(1行)/ テキスト(複数行)/ 数値)で使用可能です。
-
文字列によるバインダ参照でキーが重複する場合の優先順設定を追加
テキスト(1行)のバインダ参照利用時、キーが重複する場合の優先順を次から選択する設定を追加しました。
・文書番号の昇順:文書番号が最も小さい文書を参照する(既存動作)
・ビューのソート順:文書選択ビューで最も上位に表示される文書を参照する
※文書選択ビューを指定している場合のみ設定可能
-
リンク部品のリスト型部品対応
リンク部品がリスト型部品タイプのレイアウトブロックに対応しました。 - 通知テンプレートで利用可能な変数の整理
業務プロセスの通知テンプレートで利用可能な下記の変数を追加しました。
コメント依頼通知
・メッセージ:$message
・コメント依頼者:$asker
コメント依頼回答通知
・コメント回答者:answerer
・コメント依頼数:askedCount
・メッセージ:$message
・コメント回答数:$finishedCount
代行者設定通知
・代行者を設定したユーザ:${destAccountName}
・メッセージ:${message}
・代行者設定画面のURL:${url} -
チェックボックス、ラジオボタンに選択肢をすべて表示するオプションを追加
チェックボックス(複数選択)、ラジオボタン(単一選択項目)の部品において、「文書閲覧画面で選択肢をすべて表示」するオプションを追加しました。
※文書閲覧画面においても未選択の項目が表示されチェックリストのように利用可能となります。
- ファイル一括アップロードで失敗したファイル一覧をCSV出力する機能を追加
ファイル一括アップロードでエラーが発生した場合に失敗したファイル名の一覧をCSV形式で出力する「エラー情報のダウンロード」ボタンを追加しました。
管理機能
-
ユーザへのお知らせに「今すぐ通知する」設定を追加
ユーザへのお知らせを登録する際に、「今すぐ通知」の設定を追加しました。
※「今すぐ通知」は登録時のみ指定可能であり、編集時には利用できません。 - IPアドレス制限を設定する際にテキストでの入力に対応 セキュリティや認証のIPアドレス制限において、テキスト形式で一括登録できるように対応しました。設定時のフォーマットは「名前[半角スペース]IPアドレス/CIDR」の形式で改行区切りで指定します。
-
CORS設定の項目を追加
システム管理画面の「認証とセキュリティ」「セキュリティ」に「CORS設定」の項目を追加しました。CORS設定により制限されている場合、次のようなリクエストはブラウザが拒否し、エラーを返却します。
・ご利用のSmartDB以外のオリジンのWebページをブラウザで開く
・該当のWebページからSmartDBのRestAPIを利用する
仕様変更の背景は【仕様変更】CORS設定についてもご参照ください。
-
ブランド設定の追加
ログイン画面やトップ画面に表示されるロゴを変更する機能を追加しました。faviconも設定できるので、ブラウザのタブやお気に入りに表示される画像を変更することが可能です。
-
環境グループキーの追加についてで記載した環境グループキーの追加
SmartDBのサービス向上を目的とし、新たに環境ごとに「環境グループキー」を追加します。
※それぞれのご利用の環境に割当てられます。 -
契約情報にサポートアカウントに関する情報の追加
トライアルやオンボーディングの際に作成されたアカウントが、支援終了後に削除されず残ってしまった場合、ドリーム・アーツ社員が継続してログイン可能・通知が送信されるなどの状況が考えられました。
・すべての環境にドリーム・アーツ社員が利用するユーザアカウントに対する制御を追加します。
・対象ユーザアカウントのログインIDがドリーム・アーツ社員が使用するドメイン(@dreamarts.co.jp)
・利用期間を明示的に設け、期間外では対象アカウントはログイン不可および通知不可とします。
・ログインは不可となるがアカウントの状態は有効のままとなる。
・アカウントが有効であるためアカウント選択で表示され選択が可能。
外部連携
-
Slack連携機能の正式リリース
バインダ、プロセスの通知においてSlackを利用できるようになります。 -
「外部連携(CSV入力)」ジョブのUPSERT機能
この対応のため、ジョブ定義画面に下記の項目を追加しています。
CSVソース
・CSVファイルアップロード:ジョブ定義で事前にアップロードしたCSVファイルを利用します。
・OneDrive:従来利用していた、OneDriveにアップロードされたファイルを利用します。
※UPSERT機能には対応していません。
種別の「登録更新」「全量入替」
いずれの処理も、文書キーが既存の文書とマッチする行は更新・マッチしない行は登録。つまりUPSERTの形式で処理します。CSVファイルに記載がなかった行についての扱いが異なります。 ・登録更新:CSVファイルに記載がない文書は更新されません。
・全量入替:CSVファイルに記載がない文書は削除されます。
- CSV入力RestAPIのUPSERT対応
CSV入力(更新)のRestAPI「PUT /hibiki/rest/2/binders/{binder}/documents/csv」がUPSERTタイプの更新に対応し、下記のパラメータが追加されました。
updateMode(更新モード)
・UPDATE:更新 ※従来の動作、デフォルト
・UPSERT:上述の登録更新と同様の動作
・REPLACE:上述の全量入替と同様の動作
また、UPSERT, REPLACEの場合、下記のパラメータには制限があります。
・keyItemId:文書番号(-1)の指定をサポートしません
・updateDynaItems:強制的に自動計算(true)の動作をします。 - API連携のエラー発生時に画面にレスポンスを利用する設定を追加
API連携部品のレスポンス設定に「エラー表示設定」を追加し、従来通りの表示である「標準」に加えて「レスポンスボディ」「JsonPath設定」が指定できるようになりました。
オプション
-
「駅すぱあと」連携オプションの追加
文書の登録時に「駅すぱあと」と連携して電車などの経路情報を検索し、文書に保存するオプション機能を追加しました。 -
「BtoBプラットフォーム 請求書」連携の追加
電子契約サービス連携に「BtoBプラットフォーム 請求書」との連携を追加しました。 -
バインダトークンでRestAPIを実行する際にユーザを指定できる設定を追加
バインダトークンでRestAPIを実行する際に、特定のユーザとして実行することが可能となりました。実行する場合はRetAPIのリクエストヘッダにX-SmartDB-PROXY-USER-ID={mid or loginId}を指定してください。
※監査ログではバインダトークンとユーザ情報が併記されるため追跡可能です。
※実行時にはシステム管理画面のセキュリティ API利用の設定をONにする必要があります。
-
ファイルにタイムスタンプ付与可能かチェックする設定を追加
タイムスタンプオプションをご契約の場合、ファイル部品において下記の設定が追加されます。
この設定を有効にした場合、PDFファイルのアップロード時点でタイムスタンプの付与が可能かをチェックして、付与できない場合はPDFファイルのアップロード自体をキャンセルします。
-
Adobe Acrobat Sign 連携:合意締結証明書の取得に対応
設定画面に「合意締結証明書」を追加し、連携時に取得できるように対応しました。 -
DocuSign連携で複数の押印ステータスに対応
DocuSign連携において、下記の複数ステータスに対応しました。
また、連携定義設定時にこれらのステータスに対応する部品の選択肢IDを選択する際に、部品に定義されている項目の一覧から指定できるようになりました。
・押印ステータス 選択項目ID(下書き作成)
・押印ステータス 選択項目ID(署名依頼送信)
・押印ステータス 選択項目ID(署名依頼無効)
仕様変更
バインダ
- 文書更新、文書削除のジョブでブランチ評価式の更新に対応
文書更新、文書削除タイプのジョブ定義を実行した際に、該当文書を対象としたブランチ評価式を自動的に再計算するように対応しました。 - 文書一覧画面の1ページに表示できる文書数の制限を追加
【仕様変更】文書一覧の件数制限変更についてで予告した「文書一覧画面」の件数制限を実施します。
・ビュー定義を定義する際に「1ページの表示件数」の値が10,000 ÷ 表示項目数(端数切り捨て)を超過しないように件数のチェックを行います。
・すでに表示件数の上限を超過して設定されているビューは継続して利用可能ですが、ビュー定義の変更時にチェックされます。
オプション・API
-
Amazon Businessの分割請求機能に対応
Amazon Business連携オプションを利用する際に、注文情報にAmazonグループ識別子を含めて連携することができるようになりました。
Amazonグループ識別子を連携する場合は、部品キーを「BillToAddressID」に設定した「テキスト(1行)」部品を追加し、分割請求対象となるAmazonグループ識別子を入力してください。
その他
- CSV出力のファイル名変更
【仕様変更】CSV出力のファイル名変更(2023年9月14日)で予告した通り、SmartDBから出力するCSVファイルのファイル名に日時を付与する対応を実施します。
CSV出力したファイルを別のスクリプトなどで利用している場合は対応が必要となりますのでご注意ください。 -
帳票出力テンプレートサイズの変更
【仕様変更】帳票出力テンプレートの制限追加(2023年9月14日)で予告した通り、帳票出力テンプレートの制限を変更します。
これまでに設定済みのテンプレートは継続して利用可能ですが、設定変更時にはチェックがかかります。
性能改善
管理機能
- システム管理:セキュリティのIPアドレス制限の上限を100から200に変更
- 連携オプションの利用状況表示の改善
システム管理画面の契約情報画面に表示される情報を整理し、表示内容を改善しました。
・外部オプションを「(旧)外部連携オプション」「外部連携オプション」に分割
・「外部連携オプション」に当月の利用状況(前日まで)と上限数の表示を追加
API
- RestAPIのCSV入力を利用して、複数のブランチ文書を更新していた場合にメイン文書の再計算処理がブランチ文書1件ずつに対して発生していたため、CSV入力の終了後に一括で再計算するように動作を改善
※再計算が実施されるのはupdateDynaItems=trueの場合のみ - RestAPI V3による「文書一覧取得」「ブランチ文書取得」の性能改善
※RestAPI V2には性能懸念が残っており、V3の利用を推奨します。