バインダのフィルタ定義では2つの部品に入力された文字列が同じかどうかの条件を作ることができません。イベントハンドラで同じ文字列かの判定をすることになります。(※プロセスの利用が前提となります。)
例:部品Aと部品Bに入力された文字が同じ場合、部品Cに「同じ」と表示し、異なる場合は「異なる」と表示したい場合
下記のイベントハンドラを任意のアクティビティに記述してください
<イベントハンドラ>
<条件判定>
<条件>
<文字列AとBは等しい>
<A>
<文書部品 document="doc01" item-id="部品AのID"/>
</A>
<B>
<文書部品 document="doc01" item-id="部品BのID"/>
</B>
</文字列AとBは等しい>
</条件>
<真>
<文書部品代入 document="doc01" item-id="部品CのID">
<文字列 value="同じ"/>
</文書部品代入>
</真>
<偽>
<文書部品代入 document="doc01" item-id="部品CのID">
<文字列 value="異なる"/>
</文書部品代入>
</偽>
</条件判定>
</イベントハンドラ>
プロセスを利用するため、文書入力時にメッセージを表示させることはできませんが、文書登録と同時に業務を開始させ、且つ文書をワークフロー実行後の状態にしてメッセージを表示させる方法がございます。
以下設定方法です。
- 業務プロセス連携(「バインダ属性」の設定項目㉒に記載)の「登録と同時に業務開始」の「許可する」にチェックし保存。
- プロセス定義の基本情報の「開始完了画面」を「開始後の自動処理:実行後の状態を表示」に設定し、適用。