同じプロセス定義上でサブバインダ側の文書作成ロボットを起動してしまうと、
メインプロセスの実施履歴が表示されてしまいます。
サブプロセスと文書作成ロボットの設定方法を変えることで、
メインバインダの実施履歴を表示させないことが可能です。
- プロセスA(メインバインダ)
└承認ルートの設定
└サブプロセス起動ロボット設定
- プロセスB(サブプロセス)
└文書作成ロボット設定(サブバインダ指定)
└承認ルート設定
上記の設定で、コピーした文書側では、
プロセスAの実施履歴はサブバインダでは表示されなくなります。
設定方法
事前準備
- プロセス定義を2つ用意する(プロセスA(メイン)/プロセスB(サブ))
- 両プロセス定義の開始バインダに、メインバインダを設定
- 文書情報格納先:doc01とdoc02をそれぞれ割り振る
- それぞれの承認ルートのアクティビティを設定
プロセスA(メイン)側の設定
- サブプロセスを起動させたい任意のタイミングにアクティビティ追加
- サブプロセス欄で、プロセスBを検索し設定
- 開始時の変数マッピングで、プロセスA・Bの開始バインダを選択
※事前準備で設定した文書情報格納先のdocが表示されます
プロセスB(サブ)側の設定
- 最初のアクティビティに文書作成ロボットを追加
- デフォルト遷移先のキー:文書作成後のアクティビティを指定
- 下記項目を設定
・作成タイプ:文書を別バインダにコピーする
・バインダ:作成したサブバインダを選択
・元文書:doc02開始バインダ
・文書情報格納先:doc01