通知定義の宛先に設定されている部品が、権限制御付きのレイアウトブロック内に置かれている可能性があります。
以下2つの条件が揃った場合、通知定義側で宛先を取得できなくなります。
(1) 通知定義の宛先に設定されている部品が「閲覧権限の権限制御」付きのレイアウトブロック内にある ※1
(2) 通知のファクターとなるユーザが、(1)のレイアウトブロックの閲覧権限を持っていない ※2
たとえば、閲覧制限のかかったレイアウトブロックAの中に、通知タイプ「追加」の通知定義で使う宛先の部品が置かれていると、 レイアウトブロックAの閲覧権限を持たないユーザXが文書を登録しても通知が飛びません。
一方で、レイアウトブロックAの閲覧権限を持つユーザYが文書を登録すると通知が飛びます。
確認
※1 同じ権限制御でも、登録権限と編集権限は今回の制限に該当しません。
※2 通知のファクターとなるユーザは以下の通りです。
通知タイプが「追加」 | 文書を登録したユーザ |
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通知タイプが「更新」 | 文書を編集したユーザ |
通知タイプが「定期処理」 | 通知定義の最終更新ユーザ |
回避策としては、以下2つの方法がございます。
- (1)「権限制御」ではなく「表示制御」を使ってレイアウトブロックを設定する
(2)通知のファクターとなるユーザに権限制御の「閲覧権限」を付与する
ご要望に合わせて表示制御をご利用ください。