ChatPlusとは、サイト上でチャットボットや有人チャットでユーザーとコミュニケーションが可能となるツールです。
「Q:質問とA:回答のセット」をChatPlusのナレッジベースに登録することで、「チャットボット」上でユーザーの選択に応じて回答を表示します。
この記事では、「SmartDB」と「ChatPlusのチャットボット」と連携する方法を説明します。
連携方法
SmartDB は ChatPlus のチャットボットと連携することが可能です。連携方法は2つあります。
- ■SmartDBのバインダの文書情報を ChatPlus ナレッジベースへ登録
- Webhookを利用し、SmartDBのバインダに登録される情報をChatPlusのナレッジベースに連携します。
- ■ChatPlus チャットボットから SmartDB バインダ内文書情報を検索し表示
- チャットボットからのリクエストに応じてバインダ内を文書検索し、検索結果を表示します。
サーバレス環境にて連携プログラムの開発が必要です。
連携サンプル紹介
- ■SmartDBのバインダの文書情報を ChatPlus ナレッジベースへ登録
SmartDB バインダ文書登録画面例
【文書登録画面】
【ビュー画面】
設定方法
1. ナレッジベース連携用のJSON文を自動作成する部品をフォームに配置
【文書参照画面】
【フォーム定義画面】
評価式を使い、フォームの項目を元にナレッジベースへ連携するJSON文を作成します。
※JSON文の形式は、ChatPlusが提供しているAPIの書き方に従います。
2. 中間サービス(PowerAutomate)との連携を実行するWebhookの設定
【PowerAutomate画面】
実際に実行されるWebhookを設定します。
「URL」にPOST先(PowerAutomate)指定のURLを設定します。
※今回は【文書登録時に連携を実行する】場合の設定となります。
3. PowerAutomateで連携用のJSON文を部品から抽出するよう設定
4. 「ナレッジ作成」用の ChatPlus API を呼び出し、抽出した連携用JSON文を送るよう設定
ChatPlus API ドキュメント指定の形で記述し設定します。
【ナレッジベースへの登録イメージ】
文書登録時にナレッジベースへ自動連携されます。