イベント開催前後など、チームや部内、社内でささっとアンケートを取りたい!とき、SmartDBのフォームを使ったアンケート収集を利用していますか? SmartDBを利用することで、回答、収集も楽になり、集計、グラフ化、CSVでデータをとることなども自動化できます。
【参考記事】社内アンケートを3ステップで実現する方法
しかし、この方法ではSmartDBのアカウントを持っている人を対象にするアンケートしか収集できません。
そこで、Microsoft FormsとSmartDBの連携を利用します。SmartDBアカウントを持たない人も対象にしたアンケートを実施しSmartDBで集計管理することができます。イベント参加者などへのアンケートにも利用できます。
この記事では、Microsoft Formsでアンケートを作成し、集めた回答をMicrosoft Power Automateを利用してSmartDBで管理するための方法を説明します。
※「バインダトークン」オプションが必要です。
※Azure Power Automateの プレミアムコネクタ を使用します。
連携のイメージ
Formsでの回答が送信されると、自動でSmartDBに新規文書が作成されます
設定
Microsoft Forms
- Microsoft Forms でアンケートフォームを作成
- 必要事項をMicrosoft Formsで作成。回答者の公開範囲に注意。
- ※作成方法についてはMicrosoftのドキュメント等をご確認ください。
SmartDB
- SmartDB でアンケート管理バインダを作成
- アンケート項目に合わせてバインダを作成します。
※Microsoft Formsから連携する項目「メールアドレス」には部品キーを設定 - 管理画面>バインダートークンから、「バインダートークン」と「トークンID]を取得。 ・バインダートークン:Microsoft Power Automateで設定 ※以下③を参照
- ・トークンID:バインダで設定
- 左メニュー 外部連携をクリック。トークンIDに、上記「トークンID]をペーストして有効にチェック。
- ・トークンIDをペースト
・有効にチェック
Microsoft Power Automate
- Power Automate のトップページの「作成」より「自動フロー」を作成
- トリガーステップを追加
- ・Microsoft Forms の「新しい応答が送信されるとき」を選択
・事前に作成したフォームを設定 - ※グループ配下にフォームがある場合は、「カスタム値の入力」から FormID を指定する。
- Microsoft Forms の「応答の詳細を取得する」をステップを追加
- ・「Forms」と検索するとアクションが出てくる
・応募の詳細を取得するをクリック - ・フォームID:事前に作成したフォームを設定
・応答ID:「応答 ID」を選択 - HTTP アクションのステップを追加
- ・「HTTP」と検索するとプレミアムタブ内に出てきた「HTTP」アクションを選択
- ・URL:REST API の URL ※ドメイン(左)とバインダID(右)を変更
・Authorizaition:バインダトークン ※頭に「Bearer」を付ける
・キーの入力(クエリ左側):SmartDBの部品キーを入力
・値の入力(クエリ右側):「Forms」の部品を選択