SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2023年8月24日よりご利用できるSmartDBのリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
文書一覧画面の1ページに表示できる文書数の制限を追加
【仕様変更】文書一覧の件数制限変更についてで予告した「文書一覧画面」の件数制限を実施します。
仕様変更後は、ビュー定義を定義する際に「1ページの表示件数」の値が10,000 ÷ 表示項目数(端数切り捨て)を超過しないように件数のチェックを行います。
すでに表示件数の上限を超過して設定されているビューは継続して利用可能ですが、ビュー定義の変更時にチェックされ、上限を超過したままでは保存できません。
API連携のエラー発生時に画面にレスポンスを利用する設定を追加
API連携部品のレスポンス設定に「エラー表示設定」を追加し、従来通りの表示である「標準」に加えて「レスポンスボディ」「JsonPath設定」が指定できるようになりました。
追加された設定では、実行したAPIがエラー(HTTPステータスコードが200番台以外)だった場合のレスポンスの設定した範囲をエラーメッセージとして画面に表示できるようになります。
システム管理:CORS設定の項目を追加
システム管理画面の「認証とセキュリティ」>「セキュリティ」に「CORS設定」の項目を追加しました。
本リリースの時点ではデフォルトですべてのオリジンに対してCORSが許可する状態となっており、設定を有効にした場合は「許可したオリジン」に指定したオリジンでのみ許可し、記載のないオリジンはすべて拒否します。
2023年10月以降のリリースでデフォルト状態ですべてを拒否する状態へと仕様変更を予定しております。
仕様変更の背景は【仕様変更】CORS設定について(2023年10月中旬)もご参照ください。
その他の改善
- 1つのプロセス定義を複数ユーザが同時に編集した場合のエラーハンドリングを改善
- 新フォーム定義:テキストのバインダ参照文言に関する説明文言を改善
- RestAPI:ブランチ文書取得、limitの初期値を無制限からビュー定義の件数に変更
- システム管理画面のファイルアップロード機能の内部改善によるD&Dエリアの表示変更
不具合修正
- 編集可能な評価式が、閲覧権限がないレイアウトブロックの部品を参照している場合、評価式が計算できない不具合を修正
- 文書一覧の検索パネルにおいて、選択済みアカウントを検索してクリックで再指定するとパネルが閉じてしまう不具合を修正
- テキスト項目の入力可能バイト数制限でShift_JISの場合、一部の文字が正しくバイト計算しない不具合を修正
- 画像ラベルなどに拡張子と実体が不一致の画像ファイルがアップロードされている場合、フォーム定義が開けなくなってしまう不具合を修正
- リスト型部品で数値が"0"の行をコピーにすると空白になる不具合を修正
- コメントを求める機能のコメント回答通知をTeams、Slackに通知した場合、コメント回答済みでも回答画面が表示されてしまう不具合を修正
- 自動採番の評価式に値が入らない場合に評価式自体が表示されてしまう場合がある不具合を修正
- 旧フォーム定義:FireFox利用時、外部API連携で部品を選択するプルダウンの表示が崩れる不具合を修正
- 新フォーム定義:部品キーを削除しても、消えていないように見える不具合を修正
- モバイル:バインダ属性の新規登録リンクの表示制御に未対応の不具合を修正
- RestAPI:文書一括操作のRestAPIで選択部品の値に数値を指定すると、IDとマッチしても値が登録されない不具合を修正
- Adobe Acrobat Sign連携:連携オプション外で作成された電子署名のWebhookが発行されるとエラーになる不具合を修正
その他内部的な対応(クリックで開きます)
画面上の影響はありませんが、今後の機能リリース対応や内部的な改善について記載します。
- アカウント情報のキャッシュに関する内部的な改善
- アクティビティ二重実施に対する内部的な改善
- 複数のエラーハンドリングを改善
- ブランド設定に向けた対応
- 新連携オプションに向けた対応
- ログ改善
- ライブラリ更新
- セキュリティ対応
ドキュメント更新情報
下記のガイドを更新します。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映は、リリース日から最大1週間程度です。
- バインダ作成ガイド
- システム管理ガイド
- RestDoc(V2,V3)
次回のリリース
次回のリリースは 2023年9月7日 です。
不具合修正のリリースを予定しています。
※ブランド設定の機能は次回の機能追加リリースでの対応を予定しています。