SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
2023年5月19日よりご利用できるSmartDBのリリース情報をご紹介します。
機能追加・改善
ログイン画面の遷移変更
【仕様変更】ログイン画面の遷移変更において予告した通りログイン画面の遷移変更を行いました。
引き続き、ログインや認証の制御に向けた対応を検討しております。
プロセス実施時におけるイベントハンドラ処理の性能改善
【仕様変更】プロセス実施時におけるイベントハンドラ処理の性能改善についてにおいて予告した通りの性能改善を行いました。
再計算タグの利用する位置によっては文書の状態が変わる場合がありますのでご注意ください。
クラウドサイン、DocuSignの連携オプション新基盤対応
クラウドサイン、DocuSignの連携オプションも新連携オプション基盤に対応しました。
これですべての連携オプションが新基盤に移行され、今後は新基盤上のオプションで機能追加などを実施して行きます。
また、 旧連携オプションをご利用いただいている際は切替作業が必要となります。
移行が必要な方には個別にご連絡します。詳細は旧連携オプションの廃止についてもご確認ください。
【新フォーム定義】ショートカットキーによる部品のコピー&ペーストに対応
既存の部品を選択した際のコピーおよび、空白のセルを選択した状態でのペーストを下記のショートカットキーで実施できるように対応しました。
コピー | ペースト | |
---|---|---|
Windows | ctrl + c | ctrl + v |
Mac | command + c | command + v |
自動再計算の状況追跡機能を追加
自動再計算機能を有効にしている場合に、自動再計算の状況を文書閲覧画面の上部に表示するよう対応しました。
なお、対象件数は1階層(開いている文書を直接参照している文書)のみが表示されます。
自動再計算で更新された文書がトリガーとなり、さらに再計算を実施するようなケースにおいては、連鎖したすべての再計算件数が表示されるわけではありませんのでご注意ください。
複数のバインダから参照されている場合は、最も直近に発生した自動再計算の結果が表示されます。
また、自動再計算の状況は下記のRestAPIを利用しても確認が可能です。
- /hibiki/rest/3/binders/{binder}/documents/{document}/recalculate/histories:再計算の履歴リストを取得する
- /hibiki/rest/3/binders/{binder}/documents/{document}/recalculate/history:一番近い再計算履歴を取得する
変数リンク部品にメールアドレスを利用可能なパラメータを追加
変数リンク部品(アクション部品の「ボタン」タイプ)において、操作ユーザのメールアドレスを利用可能な下記の変数を追加しました。外部URLのパラメータとして利用するなどの使い方ができます。
- [_email]:メールアドレス
- [_keitai_mail]:携帯メールアドレス
- [_pmail1]:その他メールアドレス1
- [_pmail2]:その他メールアドレス2
ポートレット利用時ブックマークを非表示にするパラメータを追加
ポートレットなどバインダを外部に切り出して利用する場合に、ブックマークを非表示とする下記のパラメータを追加しました。
- 文書のブックマーク(document-favorite):parts.visible(title)=false
文書の簡易閲覧画面からブックマークのリンクを非表示にする引数を追加
文書の簡易閲覧画面(文書一覧の1列目数値部分などから開ける画面)から「ブックマーク」に追加するためのリンクを非表示にするURL引数「&parts.visible(bookmark)=false」を追加しました。
その他の改善
- 【仕様変更】数値部品で「数値+文字列」の値をlookupした際に数値のみ取得できていたのを「文字列+数値」と同様に取得できない動作に統一
- ファビコンの見直し
- フィルタ定義を利用した評価式の性能改善
- i アイコンの説明文をマウスオーバー以外にクリック時にも表示するように改善
- 更新履歴の変更箇所表示の視認性を改善
αリリース機能:Slack通知機能
- 新たに通知方法としてSlackをサポートします。正式版は6月を予定しています。
不具合修正
- 一括再計算の対象に改訂文書がありスキップした場合に一括処理結果がエラーになる不具合を修正
- 文書閲覧画面において一部項目の縦位置が僅かにずれる不具合を修正
- 文書一覧画面でエラーが発生した場合のメッセージを改善
- モバイル端末で撮影した画像の縦横が正しく判定されずサムネイルが生成される不具合を修正
- モバイル端末で利用時、プロセスのレイアウトブロック制御で非表示にしているのに部品制御の必須チェックが動作してしまう不具合を修正
- モバイルアプリでアカウント部品のリンクが開けない不具合を修正
その他内部的な対応(クリックで開きます)
画面上の影響はありませんが、今後の機能リリース対応や内部的な改善について記載します。
- 全文検索のログ出力に関する不具合を改善
- 特定の条件でバインダ統計情報が正しく修正されない場合がある不具合を修正 ※条件は満たさない
- 調査用ログの追加
- ライブラリ更新
- セキュリティ対応
ドキュメント更新情報
下記のガイドを更新します。機能の詳細はガイドをご覧ください。
※リリース内容の反映は、リリース日から最大1週間程度です。
- 利用者ガイド
- バインダ作成ガイド
- オプション利用ガイド
- RestDoc V3
次回のリリース
次回のリリースは 2023年5月26日 です。
軽微な不具合修正などを予定しています。