SmartDBで発生している不具合修正のため緊急リリースを実施します。
リリース日時
- 2023/4/28(金)午前1時-3時(JST)の15分間の定期メンテナンス時間
不具合事象
RestAPIを利用して連続で同一文書にファイルを追加していく場合に、内部的なファイルの紐付けが正しく記録されず、該当ファイルのダウンロードやファイル部品の更新ができなくなってしまう。
発生条件詳細
SmartDB内部ではファイルアップロード時は下記のような順番に処理する仕様となっています。
- 文書の登録時に、バインダの領域にファイルを保存
- 非同期の処理でファイル専用のストレージ領域へアップロード
この際に、文書用のレコードに記録されているファイルパスも書き換えを行う。
※履歴文書が存在する場合、履歴文書も一括で書き換える。 - 一定時間経過後、バインダの領域に存在する かつストレージ領域にアップロード済みのファイルを削除
今回の事象では、RestAPIを利用して連続で同一文書にファイルを追加した際に「文書レコードの更新処理」と「上記2.のレコードの書き換え」がほぼ同時に実行されることで、履歴文書のみファイルパスの書き換えが実施され、最新の文書レコードが正しく書き換えが行われないパターンが存在しました。
※画面からファイルを追加した場合には発生しません。
文書用のレコードのファイルパスが書き換えられなかった場合、「上記3.のファイル削除」が実施された後にファイルが存在しない状態となり、ファイルのダウンロードや更新ができなくなります。
発生日時
サービス開始当初より発生
対応
緊急リリースにて不具合の修正を実施し、同様の事象が発生しないように根本対応を行います。
ただし、すでに事象が発生している場合はデータのリカバリが必要となります。
現在データリカバリについても準備を進めております。具体的な時期やリカバリによるサービスへの影響については事象の発生を確認しているお客様に対して個別にご連絡いたします。