文書作成ロボットアクティビティを利用し、定期処理定義とジョブ定義を組み合わせることで自動で新規文書登録することが可能です。
また、イベントハンドラや評価式を使うことで、固定の内容を記載した状態で文書を新規登録できます。
設定の流れ
- テンプレートとなる元文書を作成・登録する(バインダ設定1)
- 文書ロボットアクティビティの設定(業務プロセス定義を設定)
- 任意のタイミングで業務プロセスが起動するように設定をする(ジョブ定義と定期処理定義)
- 元文書を管理者以外に見えないようにする(バインダ設定2)
設定方法
元文書を作成する(バインダ設定1)
- 元文書と新規文書を分けるために、フラグ用のレイアウトブロックを追加
- 元文書判定のフラグ部品(プルダウン部品)を追加
- フィルタを作成する
└2で作成した部品を使用し値がある/ないフィルタを作成
文書ロボットアクティビティの設定(業務プロセス定義を設定)
- 基本情報の開始バインダを設定
-
文書作成ロボットアクティビティを追加
※作成したい文書分の文書作成ロボットを追加
※文書情報格納先のdoc**の数字については、文書作成ロボットを追加した数に合わせて
02・03・04・・・と増やして設定。docの詳細についてはこちらをご参照ください。 -
イベントハンドラの設定
※イベントハンドラの設定は、必須ではありません。
新規登録する文書内にあらかじめ入力済みにしておきたい定型内容がある場合、イベントハンドラや評価式を利用します。
例として組織名を入力した状態で、文書の新規登録を実行します。
※「対象の組織GID」を「ユーザのMID」にすると個別ユーザを指定する設定ができます。
<イベントハンドラ>
<文書代入>
<文書部品代入 document="doc02" item-id=“組織が入るアカウント部品ID”>
<アカウント value= “対象の組織GID”/>
</文書部品代入>
</文書代入>
</イベントハンドラ>
任意のタイミングで業務プロセスが起動する設定(ジョブ定義と定期処理定義)
元文書を管理者以外に見えないようにする(バインダ側での設定2)
- ダミー文書を登録
1‐1作成したフラグ部品で、元文書を選択
1‐2保存
1‐3フォーム定義を開き、フラグ用のレイアウトブロックの表示制御を設定
表示制御を有効にし、すべてのチェックを外す - 元文書が見えないようにビュー定義に最初に作った2つ目の値がないフィルタをセット
関連情報
- 複数のサブプロセスを同時に開始したい
└文書アクティビティを同時に複数起動する場合に利用してください - 部品に入力された日付の年度を取得したい
└元文書に設定することで、登録日時などから年度を自動入力する設定ができます - 申請中の文書内容をコピーして新規で別文書を作成したい