SmartDBをご利用いただき、ありがとうございます。
SmartDBで発生している表題の問題についてお知らせします。
記事公開日:2023年2月10日
発生日時
- 不明〜2023年5月11日
事象
SmartDBのAPIを実施する際に、リクエストBODYにNULL 制御コードが混入する場合があることがわかっています。NULL制御コードが混入した場合には下記のような問題が発生します。
- JSONリクエストの場合:JSONの解析に失敗してエラーになる ※大半のAPIはJSONを利用
- JSON以外のリクエストの場合:NULL制御コードが入った状態で処理されてしまう場合がある
なお、本事象は極めて稀な事象であり数千〜数万単位で連続してAPIを実行するようなケースにおいてのみ発生を確認しています。大量にAPIを連続実施する場合以外での発生は確認されていません。
原因
SmartDBのサービスが利用しているロードバランサ サービスの不具合によって発生していることがわかっていますが、詳細はサービス提供事業者によって継続調査中です。
回避策
現在も原因調査中であり、明確な回避策は見付かっていません。
経験則ではありますが、下記を実施する場合には事象が発生していないことがわかっています。
- HTTP/2 の利用 ※推奨
- Cache-Control: no-store の指定
今後の対応について
基盤の問題であり、現時点でSmartDBのアプリケーションで実施可能な対応はありません。
引き続きロードバランサのサービス提供事業者と協議しながら問題の解消に向けて対応を進めます。
→サービス提供事業者の改修により事象が発生しなくなることを確認しました。※2023/05/12追記